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毎日新聞 2006年3月3日
東松山市逸品活動について、内山明夫のコメントが掲載されました。
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大型店にないサービスを 東松山の「一店逸品運動」 五つの新作10日に発表
「大型店にはできないサービスを提供しよう」と東松山市で、中小小売店80店が参加し「一店逸品運動」(主催・東松山逸品の会)が続いている。実行委員長の内山明夫さん(55)は「手作りの良さやきめ細かいサービスは小売店ならではのもの。大型店に負けないよう町おこしを続けていきたい」という。
同会は、商店街連合会などが市内全域の商店に働きかけ、03年に発足した。「小売店減少に歯止めをかけ市全体を元気にしよう」と各店の目玉商品を同会が「逸品」として公認している。加盟店マップも作成し「逸品カタログ」を全戸に配布する「逸品フェア」を04年9月から開いている。市民からは「こういうカタログを待っていた」「こんな店があるとは知らなかった」などの声が寄せられ、反響は上々だ。
当初30店だった加盟店も、市内17地区80店に増えている。「花いっぱい運動」や「日本スリーデーマーチ」で知られる同市の特徴を生かそうと商品開発委員会も設置した。各商店主が意見交換しながら研究を重ね、足形の焼き印が入った「足まんじゅう」などこれまでに15の新逸品を開発した。
10日には3回目の「新逸品発表会」を開く。今回は市の花・ぼたんを印面にあしらった「松山彫り蒔絵印」やハーブの一種「チャイブ」の花を散らした「花のもりそば」など五つの新逸品が紹介される。
内山さんは「いい商品を提供するのは小売店の原点。市内商店で切磋琢磨し『逸品』を市民ブランドに育てたい」と話している。
Tel:0493−22−0761 同市商工会。【弘田恭子】
真剣な表情で意見交換する新逸品選考会=去年12月、逸品の会提供
春の新逸品に決まった「松山彫り蒔絵印」=逸品の会提供
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